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The Rich【企画・マーケティング】櫻井玲司さんのインタビュー記事

The Rich

2022年入社

櫻井玲司 (33歳)

企画・マーケティング

前職:モデル ⇒ デリヘルスタッフ

2022.6.17

みんなでお店を盛り上げ、作り上げる。ここには“ワクワク”と、楽しさがあるんです

この記事のポイント!

  • 会議ではみんな積極的。かつお金も出る。働きやすさを感じた
  • この仕事は“事業”という意識。だから分業化にためらいがない
  • 働き方にも柔軟に。稼ぎたいもプライベート重視も“あり”

憧れのままに、音楽活動とモデル。でも、成功は信じられなくて

21歳で上京して、バンド活動をしつつモデルをしていたんです。10代の憧れのままという感じですね。

ただ何というか、自分には良い意味でも悪い意味でも達観しているようなところがあって。ステージに立ちながらこんな風に思っていたんです。

「オレ程度じゃ、こんなこといつまでも続けられないぞ」

意外な印象を受けるでしょう?(笑) 20歳そこそこなんだから、もっと大きすぎる夢を持っていたり、自分に自信があったって良さそうなものですよね。でも僕にはそれがなくて。

たぶん地元で音楽の専門学校に入る前、それこそ高校生の頃からミュージシャンのツアーに同行することもあったので、“本当にスゴい人”というのが見えていたし、同時に“音楽業界は華やかなだけじゃない”という現実も理解できていたんですね。

なので当時意識していたのは、とにかく頂いた仕事はしっかり、そして“できるだけ楽しく”ということでした。ある意味で期間限定だからこそ、ワクワクがなきゃもったいないぞと……。

実際その後、タレントとしての僕は鳴かず飛ばずで(笑)。24、5歳の頃には、プロダクションで裏方の仕事もしつつ、デリヘルでアルバイトスタッフも始めました。やがてデリヘル1本に絞った形ですね。

2年勤めたデリヘル。ブラックなやり方に付いていけなくなった

そこを辞めて一度地元に帰った後、夢はきっぱりあきらめて再度上京。30歳からまた別のデリヘルで働き始めたんです。心機一転の思いもありました。

ところがこのお店、環境もやり方もブラックだったんですね。

さっきの20代の頃に勤めていたグループが、どちらかと言うと健全でクリーンで、女の子にも寄り添ってという社風だったんです。求人にスカウトさんなんて使わないし、もちろん騙しや脅しもありません。そことのギャップもあって、次第に働くのが苦しくなってきて。

2年が限界でしたね。退職した時には、もう業界に戻らないつもりでした。

「ぜひ」の熱意に動かされ、『The Rich』に転職。集客を担当

ところがそんな僕を、先に『The Rich』に勤めていた先輩が誘ってくれたんです。

「2月にオープンしたばかりのセクキャバなんだ。体が空いてるなら、手伝ってくれないかな」

前職のこともあって、店舗スタッフとしての業務には抵抗があったんですが、Web周りを中心に集客に注力してくれれば良いし、そもそも業態が違うじゃないかと。「ぜひ」って、しつこいんです(笑)。

迷惑? いや、全然。昔一緒に働いていたことがあって、その頃の僕の働きぶりを覚えていてくれたらしいんですね。「そこまで評価してくれてたんだ」って、ありがたかったですよ。実は単純に急がしかっただけかもしれませんけど(笑)。

結局その先輩への信頼感もあって、こちらにお世話になることを決めたんです。職種で言うと……これが難しいんですよね。あえて言えばプロデューサーでしょうか。最初はひたすらホームページや各営業サイトのバナー、店内のポップを作ったりしていました。

Webページレベルになると、僕にはデザイナーと言えるほど高度なスキルがあるわけではないので、できることは自分でやって、後は外注で頼んだりという感じですね。

“差別化には何が必要か”“どうすれば人気店になれるか”みたいなものは、長い経験からわかってはいました。“そのイメージをいかに形にするか”が僕の課題というわけです。

会議ではみんな積極的。かつお金も出る。働きやすさを感じた

また任されて気づいたんですが、セクキャバの集客ってそれほど難しくはないんですね。使っている営業サイトも、シティヘブンさん、パラダイスネットさん、口コミ情報局さん、キャバセクナビさんぐらいで、覚えてしまえば更新が煩雑ということはありません。

ありがたいことに店舗の皆さんもすごく協力的なんですよ。週に1回会議があるんですが、

「こちらアンケート用紙です。女の子達にプロフとアピール点記入してもらってください。後は僕がうまくテキストにまとめるので」
「写メ日記はこんな風に。“書け”というよりは、意味を理解してもらうのが大事かなと」
「先週のデータを見ると、店へのアクセス減ってるんですね。いずれは集客に響く気がします。飽きられる前に、イベントをやりたいんですが……」

僕がこんな風に投げかけると、すぐに動いてくれるし、質問も意見も案もくれます。オーナーも必要なものとわかればお金に糸目は付けませんしね(笑)。「働きやすいな」というのは、すぐに感じました。

この仕事は“事業”という意識。だから分業化にためらいがない

そして働きやすい原因は、オーナーと店長がこの仕事を“事業”として考えているからだと思います。お気づきの方もいるでしょうけど、例えば今僕がやっていることだって、店長やスタッフが“店舗業務の片手間に”というケースが多いじゃないですか。

でも『The Rich』は違うんですね。僕がいることで、店舗スタッフは接客と女の子のケアに集中できる。また僕は僕で集客業務に専従することで、効率よく最大限の成果をを出せるんです。

更に現在は小スペースながらオフィスにスタジオも作って、店舗スタッフのほかにカメラマン、フォトレタッチャー、Webデザイナーを新たに募集中です。僕がそれを統括するという形ですね。一般企業と同じように“分業化”を加速させていきたいなと。

実際この方針は功を奏して、売上は“絶好調”。2月に新橋に1号店を出したばかりなのに、早くも五反田店・銀座店が計画されているんです。“人はいくらでも欲しい”というのが実情ですね。

みんなでお店を作る楽しさ。ミュージシャン時代と同じワクワク

正直僕はナイトワークから去ろうとしていたぐらいですから(笑)、嬉しい誤算ですよね。かつてブラックな環境も目にしていただけに、クリーンどころか「こんな風に一般企業と同様の運営を目指すところもあるんだ」というのは驚きでした。

記事の冒頭で「できるだけ“楽しく”」と言ったじゃないですか。おかげで今の僕には、モデルとミュージシャンをしていた頃と同じようなワクワクがあるんです。働きやすさはみんなが感じているようで、スタッフも女の子達も一生懸命ですしね。

しがらみはなく、みんなでお店を盛り上げ、作り上げている。ここにはそういう雰囲気があって、だからこそこんな短期間に、これだけの成功を収められているのかなと。

働き方にも柔軟に。稼ぎたいもプライベート重視も“あり”

働き方にも柔軟に対応したいというのがあって。例えば店舗スタッフは、17:00~翌日3:00までの実働9時間+休憩1時間勤務。その上で、稼ぎたい方は週1日、プライベート重視の方は週2日のお休みを選んでいただけたらなと。

もちろん成果に応じて昇給・昇格は随時ですよ。店長ともなれば、最低でも月給45万円、実力次第で80万円も可能です。しかもここに歩合給や手当が付きますからね。

Webデザイナーさんやカメラマンさんは、基本16:00~24:00までの勤務。実働7時間+休憩1時間という感じです。僕もこちらの勤務体系で、週休は2日。なのでサッカーをしたり釣りをしたり、お休みにできることも多いですよね。

技術職はアルバイトや業務委託という形で、正社員以外の働き方もご用意しています。元キャストさんとか主婦の方とかね、スキルを眠らせている方や、スキマ時間に副業として働きたいという方も少なからずいると思うんです。そういう方々にもぜひ、ご応募いただけたらなと。

思いも働き方も、いろんな方がいて良いと思うんです。その方がきっと良いアイデアも生まれるし、毎週の会議だって盛り上がるだろうし……。

「どんな人が仲間になってくれるのかな?」って、この期待も最近の僕のワクワクの1つなんです。松坂さんとのお話も楽しかった(笑)。今日はありがとうございました。

(インタビュー:松坂治良)

取材後記

藤野 りさ

執筆者

藤野 りさ

お若い頃からまず、仕事に“楽しさ”を求めてきた櫻井さん。だからこそ今、社内の分業制の確立にもご尽力されているのだと思います。稼ぎたいという方ももちろんでしょうが、自分のスキルを武器に、自由度高く働きたいという方にも向いている職場だと感じました。

プロフィール

The Rich

櫻井玲司

企画・マーケティング

(前職:モデル ⇒ デリヘルスタッフ)

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