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ジンセイの紆余曲折を経て、なぜ彼らは風俗業界で働く選択をしたのか。
風俗業界への転職を選択した彼らのジンセイ再生の秘訣に迫ります。

総合職(店長・幹部候補)】近藤誠太さんのインタビュー記事

2015年入社

近藤誠太 (31歳)

総合職(店長・幹部候補)

前職:介護福祉士

2017.10.11

店長から受けた恩を、後輩スタッフを育てて返していきたい

この記事のポイント!

  • 風俗に転職したのは遊びにいっていたお店がラクそうだったから
  • でも繁盛店の忙しさを目の当たりにしてすぐに気持ちを切り替えて頑張った
  • 店長が自分を育ててくれた恩を、今度は自分が後輩を育てることで返していきたい

風俗に転職したのは遊びにいっていたお店がラクそうだったから

高校を卒業して最初に就職したのは、スイミングスクールです。

自分も通っていたのと、知り合いが働いていたというのが大きいですね。でも、週1回の休みで、給料も手取りで13万5,000円ぐらいだったんですよ。

ボーナスもありませんでしたし、これはヤバいなと。

それで、将来が心配になって、やっぱり友達がやっていたという理由で、介護業界に転職したんですね。

こっちは、病院勤務だったので、時間は定時で上がっていたんですが、今度は体力的にきつかったんです。男なので、一人で患者さんを抱えていたりしたら、もう腰がずっと痛くなってしまって。

それである日、レントゲンを撮ってもらったら、「腰椎が潰れていて、もうちょっとでヘルニアになるね」って言われて。ああ、もう無理だと思いましたね。

そうしてまた次の転職先を探ししたんですけど、もともと自分が働いていたのが浅草で、たまに行っていたんですよね。ソープランド(笑)

それで、その行っていたお店というのが、すごくラクそうだったんですよ! ぶっちゃけますけど(笑)

そこから、ネットでいろいろ調べて、口コミサイトで評判の良かった当社に入社した感じですね!

最初は、ちょっとよろしくない動機だったんです(笑)

繁盛店の忙しさを目の当たりにして気持ちが切り替わった

ソープランドはラクそうだ、なんて思って入社したんですけど、入って一番ビックリしたのが、とにかく忙しいということです!

めっちゃ忙しくて、風俗店ってこんなに忙しいものなんだったっけ? みたいな。

待合室を見たら、本当にいつも3、4人はお客様がいるんですよ。多いときなんて、15、6人いますからね。もう待合室パンパンみたいな!

特に朝からお客様がたくさんいらっしゃるのには驚きました。朝一で、会社前に遊びに来られる方とか、多いんですよ。本当に普通のスーツ着て来る方がたくさん!

そんな光景を見て、もうスグに気持ちが切り替わりましたね(苦笑)

最初は、お客様が来店されたら、そのお客様を待合室に通す仕事と、あとは遊び終わったお客様にアンケートをお願いする仕事からはじまりました。

そうした小さな業務から、店舗運営だったり、キャストさんのことを学んでいった感じです。

今は主任として、主にキャストさん対応を担当しています。

例えば、現在在籍されているキャストさんで、勤怠が安定しない方に対して、そこを聞き取りして、一緒に改善をしていったりとか。

あとは、当社は全国に店舗があるので、新しくオープンした吉原店や、福岡のソフトサービスのお店に、当店のキャストさんを手配していく業務ですね。

五反田店は先輩方が大きくしてきたお店なので、キャストさんの数も余裕があるんですけど、例えば福岡って、街が大きくないので、やっぱりバレが気になって、あまり在籍もいなかったり、出勤するキャストさんも少なかったりするんですよ。

なので、五反田から、キャストさんを送っていかないとと。

ただキャストさんはキャストさんで、やっぱりプライベートもあるので、そこをお話しして、良い具合に調整していく感じですね。

社長に評価してもらえたのは店長のいうことをガチでやってきたから

よろしくない動機で入社した僕が、主任に昇進出来た理由ですか(笑)

実は、実績はほとんどないんです。

ないんですけど、社長から言われたのは、「オレはまだ早いと思う。だけど、周りが頑張っていると評価しているから、主任に上げる」ということですね。

やっぱり、全くの未経験だったので、入った動機は動機であるんですけど、結構ガチでやってきたというか(笑)

最初はもう右も左もわからない状態で、当時も、今もそうなんですけど、店長にすごいお世話になったんですよ。仕事とは? みたいなところから教えてくれて。

やっぱり考えが浅かったんですよね。

介護をやっているときは、本当にただ決まった作業を淡々とこなすだけだったので、自分で考えて何かを成し遂げるとか、どう動かしていくとか、そういう頭がなかったんです。

でもそこは、もう店長にガッチリ教えてもらいましたね!

例えば、「キャストさんは、僕たちの考えなんて求めていない」と。

キャストさんは、僕たちの知らないお仕事をしているわけじゃないですか。僕たちの出来ないお仕事をやってくれているわけだから、「自分はこう思いますよ」とか言っちゃうと、「あなた達に何がわかるの?」って、ただ引かれちゃうだけなんですよね。

そういうときは、「(キャストの)〇〇さんが言っていたんですけど」みたいな、同じ立場にいる、今売れている方がおっしゃっていたんですが、というところから始めます。

そこから、「こういうふうにしてみると、本指名の数が上がったそうですよ」とか、「写メ日記、こういうふうに上げると、来店につながったらしいですよ」とか、お話ししていく感じですね。

キャストさんへの言葉かけも、一つひとつ意味とか理由があるんだなって。そういうことを、店長からすごい教えてもらって、どんどん実践してきた感じですね!

店長から受けた恩を後輩スタッフを育てて返していきたい

次の目標として、副店長になりたいというのはあるんですけど、今ちょっと苦労しているところがあるんです。

後輩スタッフの育成が難しいなっていうところがあって。

その後輩スタッフが、何か仕事で難しさを感じていたり、壁に当たっているかなっていうときに、相手にわかりやすく気付かせてあげる、やり方を教えてあげる方法を、常に考えているんです。

僕は店長から教えてもらってきてここまで来たんですけど、でも店長のものをまだ自分が完全には身に付けられていないので、それを後輩に伝えてあげられないのが、今もどかしいというか、申し訳ないなって思うんですよ。

でも、責任はオレが取るからっていう姿勢だけは、伝えるようにしていますね!

一度僕、キャストさんのご案内ミスをやらかしてしまったことがあるんです。

売れているキャストさんの本指名、リピートのお客さんだったんですけど、ご案内を間違ってしまったときはもう、血の気が引きました。

それは一番、うわ、やっちまった…って思いましたね。

でもそのとき、店長が一緒に部屋まで謝りに行ってくれたんですよ! それでいわれたのが、「怖がっているだけじゃ成長出来ないし、もし何かやらかしたらオレに言え!」っていう。

この言葉は、相当救われましたね!

失敗したら怒られるけど、代わりに謝ってくれる人がいるんだなという安心感ですよね。

だから、後輩スタッフにも言うんですよ。「失敗は失敗で仕方ないし、それを怖がって成長が遅れるんだったら、いいよ!」って。「オレが、本気で謝るから大丈夫だよ!」って。

なんか店長から受けた恩を、後輩に返していくような感じですよね(笑)

でもそうやって後輩を成長させられるようになったらいいなって、今毎日頑張っているところです!

取材後記

新海 亨

執筆者

新海 亨

最初はラクそうだからというよろしくない理由で、風俗業界への転職を決めたという近藤さん。しかし、繁盛店の忙しさを目の当たりにして、意識をスグに切り替えられたのは、持ち前の真面目さと責任感があるからなのでしょう。最近上司から、「お前、ホントお店のことが好きなんだな!」と、声をかけられたそうです。取材の合間にスタッフ、キャストさんへの接し方、お客様への気配りなど、プロフェッショナルとして仕事に取り組んでらっしゃる姿が眩しかったです!!

プロフィール

近藤誠太

総合職(店長・幹部候補)

(前職:介護福祉士)

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